本記事では、引っ越しの際に出る粗大ゴミの処分が間に合わないときの対処法を解説します。
今すぐに粗大ゴミを処分したい場合は、専門業者への依頼がおすすめです。
プロに依頼すれば、最短即日で粗大ゴミを回収してくれます。
今回は粗大ゴミの処分方法や、不用品を回収してくれる引っ越し業者の詳細についてもまとめました。
引っ越し時のゴミ出しで失敗しないためのポイントや注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
引っ越し時の粗大ゴミ処分方法
引っ越し時の粗大ゴミを処分する方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- 自治体のゴミ収集を活用する
- 集積所に持ち込む
- リサイクルショップに持っていく
- 不用品回収業者へ依頼する
自治体のごみ収集を活用するほか、集積所に持ち込んだり、リサイクルショップに持っていったりすることで処分可能です。
以下で、詳しい内容を見ていきましょう。
自治体のゴミ収集を活用する
引っ越し時の粗大ゴミを捨てる方法として、自治体のゴミ収集の活用が挙げられます。
ただし、自治体のゴミ回収は曜日ごとに捨てられるものが決まっているほか、処分できるものや個数が限られているケースがほとんどです。
特に、家電リサイクル法の対象となるエアコン・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・乾燥機・テレビは、ほとんどの自治体で回収していません。
引っ越しギリギリになると処分が間に合わず、焦ってしまう方も多いでしょう。
また、粗大ゴミとなる大型の家具・家電の処分は基本的に有料です。
集積所に持ち込む
各地域にある集積場に車で持ち込むと、粗大ゴミを処分できる可能性があります。
集積場に持ち込む場合は自分で荷下ろしをしたり、積み込みをしたりする必要があるほか、ゴミが多い場合は何度も往復しなければなりません。
引っ越し時には多量のゴミが出るケースも多々あるため、自力での処分は大きな労力を必要とします。
さらに、粗大ゴミを積める車も必須です。
そのため、一気にたくさんのゴミを捨てる場合にはおすすめできません。
リサイクルショップに持っていく
比較的新しい家電やブランド家具などは、リサイクルショップに持っていくと売れる場合があります。
しかし、必ず買い取ってもらえるわけではなく、売れなかったときは持ち帰らなければなりません。
運び出しや積み込み、リサイクルショップに行くまでの労力を考えると、絶対に売れると確信のあるもの以外は持って行かない方が良いと考えられます。
また、リサイクルショップに持っていくときは、サイズが小さくて価値のあるものを優先し、磨くなどきれいにしてから持ち込みするのがおすすめです。
不用品回収業者へ依頼する
引っ越し時の粗大ゴミを処分する方法として最もおすすめなのが、不用品回収業者への依頼です。
不用品回収業者に依頼すれば、粗大ゴミを一気に片付けてくれます。さらに、家電リサイクル法の対象となるエアコンや冷蔵庫なども回収が可能です。エアコンは取り外しにも対応しています。
その他、自治体では回収できないものも、不用品回収業者ならば回収が可能です。
また、業者の中には、当日駆けつけてくれるところもあるため、「引っ越しに間に合わない」と不安な方にもピッタリです。
さらには、深夜早朝の対応やスタッフによる運び出しや引越し荷物の梱包サポートなど、助かるサービスも多くあります。
業者への依頼を検討している場合は、無料で出張見積もりと見積り後のキャンセルに対応してくれるところを選びましょう。
そしてできれば、引っ越し割引キャンペーンを行っている業者なら、より安く済ませることができます。
不用品も回収してくれる引っ越し業者はどうなの?
引っ越し業者の中には、引っ越しの際に出る不用品を回収したり、買い取ったりしてくれるところがあります。
しかし、引っ越し業者への不用品回収依頼はデメリットが多いのも事実です。
引っ越し業者に不用品の回収を依頼する前に、以下の内容をチェックしてみてください。
回収品目が限られる
引っ越し業者が回収してくれる不用品は、品目が限られています。
例えば、サカイ引越センターは家電リサイクル法の対象家電のほか、エリアによっては家具・家電の回収が可能です。
アーク引越センターは家電リサイクル法の対象家電のみ、ハート引越センターやアップル引越センターは家具・家電のみとなっています。
基本的に、燃えるゴミやや生ごみはNGです。
ごく限られたものしか回収してくれないケースがほとんどなので、処分したい不用品が多い場合には向きません。
家電リサイクル品については、以下の記事でも解説しているので、あわせて参考にしてください。
回収自体していない可能性がある
引っ越し業者によっては、不用品の回収自体を行っていない可能性があります。
不用品の回収をしている引っ越し業者でも、最初の見積もりの段階で依頼していない場合は、多くの業者が回収してくれません。
粗大ゴミの処理が間に合わないからといって、引っ越し当日に依頼しても回収は難しいでしょう。
仲介手数料を取られる可能性や適性価格なのかわかりにくい
引っ越し業者が不用品回収業者を紹介してくれることもありますが、基本的に仲介手数料を取られます。
仲介手数料によって費用が割高になりやすいほか、複数の業者を比較検討できないので適正価格かどうかわかりにくいのもデメリットです。
紹介してもらう場合は指定の業者であるケースが多く、自分で選ぶことはできません。
複数の業者を比較しながら、納得できる業者を選ぶためには自分でリサーチすることが大切です。
引っ越し時のゴミ出しで失敗しないためのポイント
引っ越し時のゴミ出しで失敗しないためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
以下で詳しく解説するので、ぜひあわせて参考にしてみてください。
早めに引っ越しの仕分けを始める
引っ越し時のゴミ出しで失敗しないためには、早めに引っ越しの仕分けを始めることが重要なポイントです。
早めに荷物を整理すれば、不用品として捨てるべきものが明確になり、余裕をもって処分できます。
ギリギリになればなるほど、処分方法が限られてきてしまうので、できるだけ早めに引っ越しの準備を進めましょう。
大量にゴミがあるときは少しずつ捨てる
ゴミがたくさんある場合は、少しずつ捨てるのがおすすめです。
自治体によっては「一度のゴミ出しで45Lのゴミ袋2つまで」といった決まりがあり、一度に多量のゴミを出せない可能性があります。
引っ越し前になって、一気にゴミ出しをしようと思っても持って行ってもらえず、困ったことになります。
このような失敗をしないためにも、特に量が多くなりやすい燃えるゴミなどは、少しずつ処分しながら片付けを進めてください。
粗大ゴミを何日前から出して良いかチェック
自治体のゴミ回収で粗大ゴミを処分したいときは、何日前からゴミを出して良いのかチェックしておきましょう。
ゴミ捨て場に何日も放置するのは基本的にNGなので、自治体ごとのルールを確認することが大切です。
多くの自治体は当日の朝からのゴミ出しが推奨されており、事前に収集場所にゴミを置いておくことはできません。
引っ越しに粗大ゴミ処分が間に合わないときはどうする?
引っ越しに粗大ゴミ処分が間に合わないときは、以下の方法を試しましょう。
- 友人宅や実家に一時的に置かせてもらう
- 大家さんに処分をお願いする
- 引越し先に持っていく
それぞれの内容を詳しく解説します。
友人宅や実家に一時的に置かせてもらう
どうしても粗大ゴミの処分が間に合わなかったときは、友人宅や実家に一時的に置かせてもらうのも1つの手です。
しかし、友人宅や実家に運ぶ際に大きな手間がかかるほか、断られる可能性も十分にあります。
家族や友人に迷惑をかけることもあるため、あまりおすすめできません。実家が近かったり、頼れる友人がいたりする場合は試してみてください。
大家さんに処分をお願いする
引っ越し当日まで粗大ゴミの処分ができなかった場合は、大家さんに処分をお願いする方法もあります。
ただし、この方法が使えるかどうかは大家さん次第です。
引っ越し時に部屋に残ったゴミを処分してくれる大家さんは少数派なので、多くの場合が断られるでしょう。
また、仮に処分してくれたとしても、費用が発生する可能性があります。
正しい方法で処分してくれるかどうかも分からないため、不安な方は自分で処分するのがおすすめです。
引っ越し先に持っていく
どうしても処分できないときは、引っ越し先に持っていくことも可能です。
しかし、引っ越し業者に追加で持って行ってもらうわけにもいかないため、自分で運ぶ必要があります。
引っ越し先に大きな粗大ゴミを持っていくのは現実的ではなく、時間も手間もかかるため避けた方が無難です。
当日対応可能な不用品回収業者を探す
粗大ゴミの処分が引っ越しに間に合わないときは、当日対応可能な業者を探すのがおすすめです。
「不用品回収受付センター」では、当日の回収に対応している業者を多数掲載しています。
また、以下の記事では当日の回収に対応しているおすすめ業者を紹介しているので、ぜひあわせて参考にしてみてください。
引っ越しに粗大ゴミ処分が間に合わなかったときの注意点
引っ越しに粗大ゴミ処分が間に合わなかったときの注意点は、以下の2つです。
- 退去時にゴミを置いていくのは絶対にNG
- 大量のゴミは一気に捨てられない可能性がある
それぞれの内容を詳しく解説します。
退去時にゴミを置いていくのは絶対にNG
ゴミ捨てが間に合わなかったからといって、退去時に粗大ゴミを部屋に置いていくのは絶対にNGです。
引っ越しをする際は、部屋の中に私物がない状態にし、できるだけキレイに整えて引き渡しましょう。
荷物やゴミが残った状態のままで引き渡すと、思わぬトラブルにつながる可能性があります。
追加で費用を請求されるケースもあるので、退去時は必ず部屋の中が何もない状態にしておいてください。
大量のゴミは一気に捨てられない可能性がある
引っ越し時にはゴミが大量に出ますが、大量のゴミは一気に捨てられない可能性があります。
多くの自治体が一度に捨てられるゴミの量を決めているため、大量のゴミを捨てる際はこまめに捨てなければなりません。
ゴミ捨てのルールは自治体によって大きく異なるので、事前に確認しておきましょう。
引っ越し時の粗大ゴミ処分が間に合わないときは「不用品回収受付センター」へ
今回は、引っ越し時の粗大ゴミ処分が間に合わないときの対処法や、ゴミ捨て時の注意点を紹介しました。
どうしても処分が間に合わないときは、プロの業者へ依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者の中には当日の回収に対応しているところもあり、引っ越しギリギリのタイミングでも相談できます。
依頼先に迷われている場合は、「不用品回収受付センター」に掲載されている業者をチェックしてみてください。
どの業者も安心して依頼でき、仲介手数料などは一切かかりません。また、公式サイト限定のクーポンも利用可能で、引っ越し割引キャンペーンなどを使ってお得に依頼できます。