ゴミ屋敷の住人の約7割が女性であるという調査結果があります。なぜ、そこまで女性にゴミ屋敷の住人が多いのでしょうか？
この記事では、ゴミ屋敷に女性の住人が多い理由や、簡単に実践できるゴミ屋敷対策をお伝えします。
気が付くとすぐに散らかってしまう場合や、今現在ゴミ屋敷状態のお家にお悩みのかたはぜひ最後までご覧ください。
ゴミ屋敷の住人に女性が多い5つの理由とは？
ゴミ屋敷の住人に女性多い理由はいくつかあります。
もちろん男性がゴミ屋敷化してしまう原因としても共通する点はあるのですが、ここではより女性にその傾向が強い理由を5つ紹介します。
- 必要なものが多い
- 物を捨てられない傾向にある
- 食べ物を食べきれないことがある
- さまざまなストレスにさらされる機会が多い
- 買い物でストレスを発散する人が多い
女性は男性に比べて必要な物が多い
女性は男性よりも生きていくうえでより多くの買い物をします。
メイク道具、アクセサリー、バッグ、服など、圧倒的に男性よりも必要な物が多いんですね。
さらには生理用品など女性特有の生活必需品もあります。（生理用品を捨てられない女性が意外と多いんです…）
お部屋の中の物が次々と増えていき、物が多くなるほど片付ける気力を失ってしまうのでゴミ屋敷化してしまいます。
女性の方が流行に敏感で、最新のものを手に入れたくなるという気質もお部屋に物が溢れてしまう1つの原因と考えられるでしょう。
女性は物を捨てられない傾向にある
捨てようと思っても、いつか使うだろうと捨てずに取っている物ってありますよね？
男性は結構サラッと物を捨てられるのですが、女性はなかなか物を捨てられない傾向にあるんです。
良い意味で捉えると物持ちがいいと言えますが、過剰に物を捨てすぎないとゴミ屋敷に一歩ずつ近づいてしまいます。
季節モノでなければ、1ヶ月も使わない場合は捨ててしまうなどルールを決めてみると少しずつですが物を減らしやすくなりますよ。
食べ物を食べきれない場合がある
ゴミ屋敷定番のゴミと言えば、食べ残しの生ゴミです。
これは意外と男性のゴミ屋敷には少ないんですね。
女性は食べ物を買ってきても、予想以上に量が多くて食べきれずに残してしまうことが多いんです。
その食べ残しを机や床に放置したままにしてしまうので、ゴミ屋敷化がどんどん進んでしまうというわけですね。
特に生ゴミは時間が経つと悪臭を放ったり虫が湧いてくる原因になるので片付けを敬遠する女性が多いんです。
食べ切れる量のご飯を購入したり、食べ残しはすぐゴミ袋に捨てるなどして生ゴミがお部屋に溜まらないように注意したいですね。
さまざまなストレスにさらされる機会が多くため込みやすい
生きていくうえで、男性も女性も多くのストレスにさらされています。
ですが女性の場合は、子育てや仕事、家庭問題や親族関係、ご近所づきあいなど、さまざまなストレスを抱える機会が多い傾向にあるのです。
またこのようなストレスのもとになっている人間関係は、簡単に解消できない関係であることも多く、長期にわたってストレスをため込んでしまうことも少なくありません。
強いストレスや重圧を感じていると、部屋もあれてしまいがちです。散らかっていることはわかっているけれど、どうしても部屋の片づけをする気力がわかず、片付けられないというケースも多いのです。
買い物でストレスを発散する人が多い
日々のストレスを買い物で発散させるという女性も非常に多いです。ネット通販にハマり、なんとなく買うことで日々のうつうつとした気持ちを晴らしているという女性も少なくないでしょう。
ストレス発散のために買い物をする場合、買った時点ですっきりとした気持ちになってしまい、購入後の商品には興味を失ってしまうこともよくあります。
ゴミ屋敷と化した女性宅では、未開封の商品や段ボールに入ったままの商品などが積み上げられ、そのままになってしまっていることも珍しくはありません。
必ずしも女性だからそうなるというわけではありませんが、外でなかなかストレス発散ができない女性の中には、こうして物をため込みやすい方向でストレス解消をしてしまう場合もあるのです。
ゴミ屋敷になるとどのような問題やリスクがあるの？
家や部屋がゴミ屋敷化してしまうと、さまざまな問題やリスクへとつながってしまいます。たとえば以下のような問題です。
- 健康被害やケガに関するリスク
- 火災のリスク
- 部屋や家屋への負担
- ご近所とのトラブル
知っておくべきゴミ屋敷のリスクについて解説します。
健康被害やケガに関するリスク
ゴミ屋敷でもっとも問題となるのが、衛生面での問題です。ゴミ屋敷化した部屋には、多くの生ゴミなどがたまり、カビや細菌などの温床になりがちです。
またこうしたゴミを好む害虫やゴキブリ、ネズミなどが集まりやすくなります。こうした生き物を媒介とし、感染症などを引き起こす可能性もあるのです。深刻なゴミ屋敷の場合、トイレやお風呂といった水回りが使えず、不衛生な状態にもなりがちです。こうした環境も、健康被害などのリスクを高める要因となるのです。
また足の踏み場もないほどものが散らかり、積みあがった状態の部屋では、転倒などによるケガのリスクが高くなります。またゴミに紛れて鋭利なものなどが混じっていた場合は、うっかりそれに触れてけがをしてしまうこともあるでしょう。
火災のリスク
ゴミ屋敷による火災トラブルの事例も、数多く報告されています。ゴミ屋敷には、多くの火災につながる要因があります。
・トラッキング火災
・ストーブなどからの引火
・タバコの不始末
・悪意のある人物からの放火
ゴミ屋敷でもっとも多いのが、トラッキング火災です。トラッキング火災とはコンテントにほこりなどがたまることが原因で起こるかさいです。またまれに電源コードを動物などがかじることで、トラッキング火災が発生する場合もあります。またものが多く狭い室内でストーブや下記を使用することにより、物へ引火して火災が発生するケースもあります。
ゴミ屋敷ではボヤ程度の火種でも、引火するものがたくさんあるため、あっという間に火が燃え広がってしまうというリスクがあります。また物が多いことなどから、家人が逃げ遅れてしまい悲しい結果となる事例も多数報告されているのです。
部屋や家屋の腐食や損傷のリスク
何年にもわたりゴミ屋敷状態だった家屋では、床や壁の腐食が進み、穴が開いてしまうほどの損傷を起こしているケースもよくあります。大量に積み重なったゴミの重みと食品などから出た水分によって床へ大きな負担がかかり、腐食して抜け落ちてしまうのです。
こうなってしまうと、掃除だけでは元のように暮らせる部屋に戻すことは不可能です。賃貸のお部屋となると、退去時の原状回復としてリフォーム代が請求されてしまうこともあります。
もちろん賃貸に限らず、ため込んだゴミにより建物の劣化を早めてしまうこともあります。最悪、家屋倒壊につながるなど、多くのリスクを抱えているのです。
ご近所とのトラブル
ゴミ屋敷から発せられる悪臭や害虫などにより、ご近所トラブルへと発展するケースも非常に多いです。特に集合住宅などの場合は近隣の部屋への影響は大く、苦情が寄せられることは珍しくありません。
ゴミ屋敷の場合、室内だけでなくベランダや玄関回りなどにもゴミが及んでいることも少なくありません。見た目的にも不快に感じる人もいますし、やはり火災の心配をされる人も多いようです。
直接苦情を寄せられる場合もあれば、何らかの嫌がらせなどを受けるケースもあります。ゴミ屋敷は、ご近所関係をも悪くし、多くのトラブルの原因にもなるのです。
本格的なゴミ屋敷になる前に！今日からできる片付け方法5選
①空気の換気
まずは窓を空けて空気の換気をしましょう。
ゴミ屋敷になっているお家の多くは、空気の換気さえ行っていない家が多いんです。
空気を入れ替えることで落ち込んだ気分が回復することもあります。
どんよりしたホコリや悪臭が溜まった空気の中にいると、体調を崩したり精神的に病みやすくなるので今すぐにでも空気の入れ替えをおすすめします。
②ゴミ袋を購入する
いきなりゴミを処分しようと言われてもゴミ袋がなければ話になりません。
お家のゴミの量にもよりますが50枚以上のゴミ袋を一度に購入しましょう。
ゴミ袋を大量に購入しておけばゴミを片付ける意欲も高まりますし、ゴミ袋を買い足しに何度も外出する必要がなくなります。
地域指定のごみ袋がある場合はルール通りのゴミ袋を購入しましょう。
③生ゴミ、食べ残し・飲み残しから処分する
まずは生ゴミや食べ残し・飲み残しなどを中心に片付けを始めましょう。
一刻も早く生ゴミなどを処分しないと虫が沸いてしまいます。食べ残しからカビが繁殖して体調を崩す直接的な原因にもなり得ます。
生ゴミを片付けるときはゴキブリなどの害虫が飛び出してくる場合があるので、殺虫剤を手の届く範囲に置いておくことをオススメしますよ。
④1日1カテゴリのゴミを処分する
1日にすべてのゴミを処分しようとしても現実的に困難です。
1日1カテゴリのゴミを決めて処分するようにしましょう。
例えば、今日は食べ残しを処分して、明日は飲み残しのペットボトルや紙パックなどを処分するというように小分けにして処分します。
ゴミの量が多い場合は、1つのカテゴリのものを数日に分けて捨てるのもOKですね。
とにかく、少しずつでも処分していくことが重要です。
⑤ゴミを増やさない工夫をする
お部屋を片付けてもゴミが増えてしまうとイタチごっこになって、いつまで経ってもお部屋がきれいになりません。
そこで必要なのがこれ以上ゴミを増やさない工夫をすることです。
まとめ買いしない、新しくゴミ箱を設置、食べ切れる量の食べ物を買うなど、ゴミが増えないようにする工夫をしましょう。
持ち歩く現金を減らしたり、カード払いやモバイル決済を利用している場合は現金を利用するなどして、買い物の量を減らす工夫をしてみてもいいかも知れません。
女性にオススメ！本格的なゴミ屋敷にさせないための最終手段とは？
すでに自分1人では片付けられないほどのゴミが部屋中に散乱しているかも知れません。
そのような手を付けられない状態であれば、業者に依頼してゴミを片付けてもらうのも1つの手段です。
業者に一任することで、大量のゴミを一度に処分できるだけでなく、ゴキブリなどの害虫駆除も業者に丸投げすることができます。
希望すれば女性スタッフを派遣してくれる業者もあるので、男性に見られたくないものがある場合も心配いりません。
業者に依頼するゴミ処理は、ゴミ屋敷のように量の多いゴミから自治体では捨てられない特殊なゴミの処理まで幅広く対応してくれます。
だから本格的なゴミ屋敷であっても、本格的なゴミ屋敷になってしまう前のお部屋であっても業者に依頼して片付けてもることができるということですね。
地域のゴミ回収業者を選ぶ際は、くれぐれも悪徳業者に引っかからないように注意しましょう。
業者に依頼する前に口コミをチェックしたり、無料で査定してもらえるのかなどをしっかり事前調査して業者に依頼してみてください。
ゴミ屋敷の改善を業者に依頼する場合のおすすめ業者紹介
ゴミ屋敷を安全かつスムーズに片づけるには、信頼できる専門業者に任せるのがベストです。
おすすめのゴミ屋敷片付け業者を3社紹介しますので、お困りの際は一度相談してください。
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| 受付時間（定休日） | 8:00～24:00（年中無休） |
| 対応エリア | 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県 |
| 支払い方法 | 現金、クレジットカード、銀行振込（後払い） |
| キャンペーン | WEB限定割引：2,000円OFF 引越しシーズン割引：10%〜15%OFF |
| 公式サイト | https://sodaigomi-kaishutai.com/ |
まとめ
女性は住まいをゴミ屋敷化させてしまいやすい要因を多く抱えているケースが多いです。しかしゴミ屋敷には健康被害や生活への支障になるなど、さまざまなリスクや問題があります。
少しでも散らかって来たなと感じたら、自力で何とかしようとせずプロに頼むのがベストです。
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おすすめのゴミ屋敷片付け業者ランキングも参考になりますので、お困りの際はぜひ一度相談してみてくださいね。
