散らかって足の踏み場も無いような部屋を“汚部屋”と呼ぶことがあります。
この汚部屋の厄介なところは簡単には片付かないところ。
お部屋を片付けようと思い立っても、片付け方法がわからなかったり部屋が散らかり汚れてしまう根本的な原因を解消できないといつまでもお部屋が片付くことはありません。
そこでこの記事では、正しい片付け方法と汚部屋になってしまう原因を詳しくお伝えします。
汚部屋の程度にもよりますが、数時間で見違えるほどキレイになることもありますので、今回お伝えする片付け方法をぜひ実践してみてください。
散らかってしまったお部屋を掃除する気持ちに傾いている今こそがお部屋をキレイにするチャンスです!
お部屋を片付け始めるのは億劫かも知れませんが、1ステップずつ片付け方法をお伝えするので実践しやすそうなことからスタートしてみてくださいね。
汚部屋になってしまう原因とは?
汚部屋になってしまう原因は大きく分けて3つあります。
まずはそのお部屋になってしまう原因をお伝えしますね。
なぜ、あなたのお部屋は散らかってしまったのか。
なぜ、どんどん知らないうちにゴミが溜まってしまうのか。
この原因を知らずにお部屋を掃除しても、何度も汚部屋を繰り返してしまうだけなんです。
一度片付けたら二度と散らかしてしまわないためにも、汚部屋になってしまう原因を知っておいてくださいね。
原因①時間がない
仕事の拘束時間が長かったり激務の場合、ゴミ処理にかける時間がなくて汚部屋になってしまうことが多いです。
時間がなくて汚部屋になるのには次のような理由があります。
- コンビニ弁当やお惣菜のゴミ・生ゴミが増える
- ゴミを分別する時間や手間が惜しくてサボってしまう
- ゴミを集積所まで出しに行く時間すら面倒に感じる
- 部屋を掃除・片付ける時間を取ることができない
このような理由から“時間がない・気力が出ない”と知らない間に汚部屋になってしまっています。
方法は後ほどお伝えするので参考にしてみてください。
時間がなくて汚部屋になってしまった人の多くが「いつの間にか汚部屋になっていた」と嘆くように、時間に追われて「来客の予定もないし今度片付けよう」というままに汚部屋になっていることが多いんですね。
”時間がない”という原因を根本的に解決することは難しいですが、簡単にできる片付け方法の実施と片付けの習慣化で汚部屋になることを防ぐことができます。
原因②整理整頓の方法がわからない
もともと整理整頓が得意でなかったり、整理整頓の方法がわからないということも汚部屋の原因になります。
また、物を捨てられないという方も同じように汚部屋になってしまう確率が高くなってしまいます。
整理整頓の方法がわからない方はとにかく床にモノを放置してしまう傾向にあります。
収納棚やボックス、引き出しなどに使ったモノを戻さずにその辺に置きっぱなしにしてしまうので次第に足の踏み場がなくなってしまうんですね。
整理整頓の方法がわからない場合も、後ほど片付け方法をお伝えするのでじっくり読み進めてみてください。
足の踏み場がなくなると部屋の中を自由に移動することができず、モノを元の場所に戻すということがさらに困難になります。
このような負のループにハマってしまうことで、お部屋の散らかりが加速してしまうというわけです。
原因③精神疾患・精神的ストレスが原因
身近な人が突然亡くなる、人間関係の崩壊、仕事上での大きなミスなどの精神的ストレスが原因で急激に汚部屋になってしまうケースもあります。
過剰な精神的ストレスを抱えると、無気力・消極的になってゴミをゴミ箱に捨てるという行為すらできなくなってしまいます。
ゴミを集積所まで持っていくことも困難になって短期間の内に汚部屋に変貌してしまうんですね。
可能であれば同時に汚部屋を片付けて、精神面・環境面の両方から心を開放させてあげてみてください。
精神疾患を患うとゴミの捨て方がわからなくなってしまったり、ゴミに囲まれていても全く気にならなくなります。
特に精神疾患を患っている場合は治療を優先させてください。
汚部屋をキレイにする4つの片付け方法&コツ
汚部屋になる原因がわかったところで、実践編として4つの片付け方法&コツを解説します。
これから紹介する6つの方法すべてを実践する必要はありません。1つでも簡単にできそうなものだけを選びながら読み進めてみてください。
①床から片付ける
お掃除の基本は「上から下へ」「奥から手前へ」ですが、物の量が多く床が見えない状態の汚部屋の場合、まず床が見えるように片付けを行います。
まずは、あなたが普段座っている位置から半径1mを目安に片付けてみてください。
半径1mくらいなら座ったまま手を伸ばせば届くはずです。
ゴミ袋を横に広げておいて、手当たり次第ゴミをゴミ袋に入れていきましょう。
半径1mを片付けてみて続けてまだ作業できるようであれば、どんどん範囲を広げてゴミを処分してみてください。
②ひとつの部屋からスタート
半径1mのゴミを処分するときに気をつけて欲しいのが、色々なお部屋に手を付けないことです。
まずは集中的に一部屋を片付けます。
リビングならリビング、寝室なら寝室、廊下なら廊下を徹底的に片付けましょう。
一部屋ずつ片付けが完了することで、達成感や爽快感が得られますし、それで汚部屋脱却へのモチベーションが上がることは間違いありません。
③大きな物を1つでも処分する
細々したゴミを処分するのもいいですが、いち早くお部屋がキレイになった実感をしたいなら大きなものを処分してみてください。
机・本棚・ソファーなどサイズが大きいものから処分することで、他のゴミを処分するスペースを作ることもできます。
粗大ゴミを自治体が回収してくれる地域であれば、ごみカレンダーに従ってサイズの大きなゴミを粗大ゴミの日に出しましょう。
④仕分け・分別だけでも行う
ゴミの日が遠かったり、今ゴミ袋がなくてゴミを処分できない場合は、ゴミの仕分けだけでも行ってみてください。
可燃・不燃・ビン・カンなど大雑把でもいいので塊ごとにわけましょう。
ゴミの種類がわからないものや捨て方がわからないものは、時間を浪費してしまわないように一旦無視しておきます。
ゴミ袋さえあればあとはゴミ袋に入れるだけ、という状態にしておけるとベストですね。
汚部屋が楽に片付けたいなら専門業者に相談
もし、汚部屋を掃除する時間がない、体力・身体的・気力的に掃除できない、虫が湧いていたり異臭がするようなレベルの状態であれば専門業者に片付けを相談しましょう。
専門業者に依頼すれば、あなたの手を汚すことなく短時間で元通りのキレイなお部屋になりますよ!
虫が湧いていたり、汚物が撒き散らかっていても大丈夫です。
ゴミの分別もおまかせできますし、大事なものは残しながらお部屋を片付けてくれます。
特に粗大ゴミの処分や家電製品の処分は専門業者に任さた方が時間も労力もかかりません。
ただし、専門業者に依頼するということは料金が発生します。
最後に汚部屋を片付ける時の料金相場を見てみましょう。
汚部屋の片付け専門業者の料金相場
部屋の間取り別掃除料金
まずは間取りごとの相場です。
間取り | 料金相場 |
---|---|
1R・1K | 30,000円~80,000円 |
1DK | 50,000円~120,000円 |
1LDK | 70,000円~200,000円 |
2DK | 90,000円~250,000円 |
2LDK | 120,000円~300,000円 |
3DK | 150,000円~400,000円 |
3LDK | 170,000円~500,000円 |
トラック積載量別掃除料金
次にトラックの容量ごとの料金相場です。
軽トラック | 1台あたり15,000〜35,000円 |
---|---|
1トントラック | 1台あたり40,000〜60,000円 |
2トントラック | 1台あたり50,000〜80,000円 |
料金設定やプランは業者ごとに異なります。
最安料金で汚部屋を片付けるためにもいくつかの業者をピックアップして見積もりしましょう。
無料見積もりをしている業者が多いので、ほとんどの場合、見積もりだけだと料金はかかりません。
まずは専門業者に連絡して無料見積もりだけでも行ってもらいましょう。