本記事では、実家の片付けの費用相場を解説します。
また、実家の片付けを業者に依頼した場合の費用、実家じまいや遺品整理も一緒に依頼できるかどうかなどもまとめました。
実家の片付けには、予想以上の手間と費用がかかることがあります。自分ですべて行うとなると、大変な思いをしたり、負担を抱えたりする可能性もあるでしょう。
片付けを検討している場合は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。
実家を片付ける際にかかる費用相場
まずは、実家を片付ける際にかかる費用は、戸建てか集合住宅かで異なったり、家の解体の有無で金額が大きく変わったりします。
ここでは、実家を片付ける際にかかる費用相場を詳しく見ていきましょう。
戸建てか集合住宅かで費用が異なる不用品片付け相場
実家を片付ける際にかかる費用は、戸建てか集合住宅かで異なります。基本的には、集合住宅よりも戸建ての方が費用が高い傾向です。
東京都や神奈川県は集合住宅の割合が多く、比較的安価で依頼できる可能性があります。東京の一戸建て率は約27%、神奈川県の一戸建て率は約40%となっており、集合住宅に住む方が多いと分かるでしょう。
まずは、実家を片付ける場合に、不用品回収業者に不用品の片付けを依頼した場合の費用相場を確認してみましょう。
トラックのせ放題プラン | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
軽トラックのせ放題プラン | 1R~1K | 15,000円〜20,000円 |
1.5tトラックのせ放題プラン | 1DK~2DK | 30,000円~40,000円 |
2tトラックのせ放題プラン | 2DK~2LDK | 50,000円~70,000円 |
4tトラックのせ放題プラン | 3DK以上 | 80,000円~要見積もり |
トラックのせ放題プランは、指定のサイズのトラックにのせられるだけの荷物を積み、定額で利用できる便利なプランとなります。
単品回収が利用できる業者もありますが、実家の片付けの場合は荷物が多い傾向にあるため、トラックのせ放題プランの利用がおすすめです。
一戸建ての場合は1.5~2tトラック、マンションなどの集合住宅の場合は軽トラックまたは1.5tトラックの費用が目安です。部屋の数や家の広さ、ゴミの量によっても費用が異なるため、詳しく知りたい場合は業者に問い合わせましょう。
【参考】
東京都住宅政策本部:
https://www.juutakuseisaku.metro.tokyo.lg.jp/juutaku_kcs/pdf/r03_kikaku01/sanko_shiryo_06.pdf
東京都保険医療局:
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kankyo/kankyo_eisei/jukankyo/indoor/kenko/kenkai_bunyatosisin.files/web_siryou.pdf
神奈川県ホームページ:
https://www.pref.kanagawa.jp/documents/82633/05_r2_jyutaku.pdf
間取り別の費用相場については、以下の記事でも紹介しています。
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家の解体を伴う場合は100万円を超えるケースもある
実家の片付けは、数万~10万円程度で行えるのが一般的ですが、家の解体を伴うような場合は100万円を超えるケースもあります。
家が老朽化していたり、事情があって取り壊しが必要な場合は、高額な費用がかかる可能性があると覚えておきましょう。
解体費用の相場は、3万円~8万円/坪です。家の広さにより、費用が大きく異なる場合もあるため、必ず事前に見積もりを取得してください。解体をする場合は、事前に家の中を片付けておかなければならず、片付けと解体の両方の費用がかかります。
親の家の片付けは自分でできる?
親の家、つまり実家の片付けは自分でもできます。
ただし、整理やゴミ捨てに大きな労力と長い時間がかかるため、おすすめできません。特に大きなゴミが多かったり、部屋数が多かったりする場合は、想像以上に手間がかかることもあります。
集合住宅に住んでいる場合、2階以上であれば運び出しも大変です。その点、不用品回収業者は片付けから運び出し、ゴミ捨てまで一括で依頼できます。
業者へ依頼すると自分で運び出したり、分別する手間がかかりません。そのため、簡単に実家を片付けられるのが魅力的です。
実家の片付けを業者に依頼した方が良いケース
実家の片付けは自分でも行えますが、業者に依頼した方が良い場合がほとんどです。ここでは、実家の片付けを業者に依頼した方が良いケースを2つ紹介します。
実家が遠方である
実家が遠方で、なかなか行けないような場合は、業者への依頼がおすすめです。
荷物やゴミの量にもよりますが、自分で片付ける場合は1日では終わりません。何度も実家を訪れ、少しずつ片付けを進めなければならず、時間と手間がかかります。
もしも親御さんが家で片付けを見ている暇がない、すでに住んでいないなどがあれば、立会不要での対応も可能です。
実家のある自治体のルールに応じてゴミを捨てる必要もあり、なかなか片付けられないケースがほとんどです。業者に依頼すれば、多くの場合が1日で片付け終わります。
荷物やゴミが多量にある
荷物やゴミが多量にある場合も、業者への依頼がおすすめです。
荷物やゴミの量が多ければ多いほど、片付けには時間がかかります。特に、大きな荷物が多い場合は、自分で運び出すのは非常に大変です。
業者であれば、マンションの上層階に住んでいる場合でも、スムーズに荷物を運び出してくれます。ケガや事故のリスクもなく、安全に片付けられるでしょう。
業者へ実家の片付けを依頼するメリット
業者へ実家の片付けを依頼するメリットは、以下の通りです。
- 手早く片付けてくれる
- ゴミ屋敷の片付けや不用品処分も依頼できる
- 実家じまいや遺品整理にも対応してくれる
- 掃除やハウスクリーニングに対応する業者もある
ここでは、業者へ依頼するメリットを詳しく解説します。
手早く片付けてくれる
不用品回収業者は片付けのプロなので、荒れている実家でも手早く片付けてくれます。
短時間で片付けが終わるため、「この日までに片付けたい」「1日ですべて終えたい」といった場合でも安心です。
大きなゴミや不用品もサッと運び出してくれるので、手間も時間もかかりません。
ゴミ屋敷の片付けや不用品処分も依頼できる
不用品回収業者の中には、ゴミ屋敷の片付けや不用品処分も依頼できるところがあります。実家がゴミ屋敷になっていたり、不用品がたくさんあったりする場合でも、しっかりと対応してくれるのが魅力です。
ゴミ屋敷の片付けとなると、自分ではなかなか手に負えません。そのような場合は、迷わず不用品回収業者に依頼しましょう。
実家じまいや遺品整理にも対応してくれる
親が急に亡くなり、実家の片付けをしなければならないケースもあるでしょう。不用品回収業者に依頼すれば、実家じまいや遺品整理にも対応してくれます。
そのため、実家の片付けや掃除と同時に遺品整理をしたり、実家じまいを考えている方にもおすすめです。
それぞれを別の業者に依頼すると、費用が高額になってしまう場合もあるため、両方に対応している業者を探しましょう。
掃除やハウスクリーニングに対応する業者もある
不用品回収業者の中には、ハウスクリーニングが可能なところもあります。そのため、部屋を売る予定がある場合や、賃貸住宅でも安心です。
掃除と同時に部屋をキレイにしたい場合も、業者への依頼を検討しましょう。片付け以外を依頼したいときは、見積もりの際に希望を伝えておくのがおすすめです。
依頼のメリット・デメリットについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。
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安い料金で業者に依頼する方法
安い料金で業者に依頼する方法は、以下の通りです。
- 現状を正しく把握する
- 複数の業者から見積もりを取る
- ある程度は自分で片付ける
- 公式サイトから申し込む
以下で、詳しい内容を見ていきましょう。
現状を正しく把握する
まずは、実家の現状を正しく把握しましょう。具体的には、以下のポイントを押さえながら現状を確認してください。
- ゴミの量
- 部屋の広さ
- 処分する不用品の量と内容
- 粗大ゴミの有無
- ハウスクリーニングの必要性
ゴミの量や部屋の広さを確認するのはもちろん、処分しなければならない不用品の量、家電リサイクル法に該当する電化製品(エアコン・テレビ・洗濯機・乾燥機・冷蔵庫・冷凍庫)があるかなどもチェックします。
また、粗大ゴミが多量にある場合は処分費用が高額になるケースもあるため、併せて確認しましょう。部屋が極度に汚れている場合は、ハウスクリーニングも一緒に利用するのがおすすめです。
現状を把握することで、ピッタリなプランを選べるようになり、余計な費用をかけずに業者への依頼が行えます。
複数の業者から見積もりを取る
業者への依頼を検討している場合は、複数の業者から見積もりを取得しましょう。複数の業者から見積もりを取ると、料金やサービス内容を見比べながら比較検討できます。
さらに、一番安い料金を他の業者に連絡すれば、料金が下がる可能性も期待できます。
その際、見積もりやキャンセル料が無料の業者を選ぶのがおすすめです。
業者によって用意しているプランが異なったり、選べるサービスに違いがあったりします。そのため、1社に絞って検討すると依頼後に後悔する可能性があるでしょう。
また、見積もりは正確な金額がわかる「出張見積もり」を依頼してください。LINEや電話での見積もりは概算です。正確な金額は家の中の導線や不用品の素材や質などを総合的に判断する必要があります。
出張見積もりにすれば、スタッフの質も確認できるので、より安心できるメリットもあります。
ある程度は自分で片付ける
実家の片付けを依頼する際、自分で行える範囲で片付けを行っておくと、業者への依頼費用が安く済む可能性があります。
例えば、自治体のゴミ捨てで出せるような細かいゴミ、売れるような電化製品だけを片付けておけば、業者に片付けてもらう荷物の量が減り、より安価な費用で依頼可能です。
ただし、無理をして片付けをしようとすると、ケガや事故のリスクがあります。ゴミ出しをする導線の確保だけでも金額は変動するので、自分で片付けをする際は、無理のない範囲で対応しましょう。
公式サイトから申し込む
不用品回収業者に実家の片付けを依頼する場合は、公式サイトからの申し込みがおすすめです。
一括見積もりサイトは、中間マージン(仲介手数料)を取られるケースが多いだけでなく、クーポンやキャンペーンが使えない可能性があります。さらには、業者選定をじゅうぶんに行わない可能性が高く、後から後悔するケースも考えられます。
よりお得に安全に利用したい方は、公式サイトからの申し込みを検討しましょう。
ただし、不用品回収受付センターは中間マージンがなく、クーポン券やキャンペーンの利用も可能です。プロが厳選した安価かつ安心して依頼できる業者を多く掲載しているため、ぜひチェックしてみてください。
実家の片付けなら「不用品回収受付センター」へ
実家の片付けは、自分で行うこともできます。しかし、荷物が多ければ多いほど、運び出しやゴミ捨ては大変になり、大きな負担がかかるでしょう。
手軽に実家を片付けたいと考えている場合は、業者への依頼がおすすめです。
業者に依頼すれば、手間をかけずに短時間で実家の片付けができ、ゴミ屋敷の片付けや不用品処分も同時に依頼できます。運び出しや回収まで行ってくれるので、楽に実家を片付けられるのが大きなメリットです。
実家の片付けでお困りの場合は、ぜひ不用品回収受付センターへご相談ください。不用品解決受付センターは各種仲介サイトとは異なり、仲介手数料無料で利用可能です。