上手なお部屋の片付け方にはコツがあります。
そのコツさえ知っておけばお部屋の片付けなんてラクに終わっちゃいますよ!
もしかすると「片付けには凄い労力を使って頭も使う重労働なんじゃないか」と思われているかも知れません。
しかし、よく考えてみてください。
”お片付け”は小さなお子さんでも出来る簡単な作業なんです。
『散らかったモノを元の位置に戻す』たったこれだけのシンプルな作業だと思っててくださいね。
ただ、子供のお片付けと大人の片付けでは規模が違いますよね。
そこで今回は『お部屋を片付けるときにやりがちなNGな方法』や『お部屋を効率よく片付けるための順番』について解説していきます!
上手なお部屋の片付けをするためにやってはいけない4つのNGなこと
まずは「お部屋を片付けるときにこれをやると効率が悪くなるよ!」というNGポイントをお伝えしていきます。
NG片付け方法1|収納にあるモノを全部出す
「まずは収納にあるモノを全部出しましょう!」という方法がありますが、この片付け方は全員が実践するべき方法ではありません。
収納にあるモノを全部出していいのは次に該当する方だけです。
- 1日で片付けが終了する
- 最後まできちんと片付けをする覚悟がある
- 収納の数が少ない
- 収納に入っているモノの数が少ない
これらに該当するのであれば、収納に入っているモノを全部出すやり方が合っていると思います。
逆に次に該当するようであれば収納のモノを全部出すと、かえって片付けが面倒になってしまいます。
- 片付けを数日に分けて行う予定
- 途中で片付けに飽きてしまうかも知れない
- 収納の数が多い
- 収納に入りきらないくらいのモノがある
これら4つの特徴に当てはまるようでしたら、安易に収納のモノを全部出すべきではありません。
そして収納のモノを全部出すにしても、まずは床に散らかっているモノを片付けなければモノがゴチャゴチャになって片付けに余計な時間がかかってしまいます。
『収納にあるモノを全部出す』という方法は片付けをしたい全員にとって有用ではないことを知っておいてくださいね。
NG片付け方法2|仕分け用の箱を作る
よくある片付け方法で『捨てるモノ・捨てないモノ・判断できないモノ』を仕分ける箱を用意する方法があります。
この方法は特に片付け初心者の方にはオススメしません。
なぜかと言うと、そもそも箱を3つ用意するのが面倒だからです。
そして、必ず3つの内いずれかの箱に入り切らなくなって結局箱の外にモノを置いてしまうことになります。
さらにはモノを3つの箱に仕分けている時間がもったいないんですよね。
箱を用意する時間や仕分ける時間があるなら、モノを処分したり元の場所に片付けるために時間を使う方がよっぽど効率的です。
また、用意した箱は結局仕分けのためだけに使うので、片付けが終わったら用無しになってしまいます。
このような理由から仕分け用の箱を用意するのはオススメしません。
NG片付け方法3|事前に収納グッズを購入する
カラーボックス、ラック、大小様々なカゴ、仕切り、バスケットなど便利な収納グッズはたくさんありますよね。
収納グッズを使ってオシャレにできたらいいな、と考えている方も少なくないと思います。
しかし、片付けを始める前から収納グッズに手を出すのはリスクを伴います。
どんなリスクなのかと言うと『購入した収納グッズが一度も使われないままゴミになる』という残酷な結末。
便利に収納するための収納グッズのはずが、実際に片付けが終了したら必要なかった…なんてことは珍しいことではありません。
たしかに、収納グッズを選んでいるときや購入した瞬間はワクワクが止まらないでしょう。
でも、購入した収納グッズは使われないことがほとんど。無理に収納グッズを使おうとすると余計に片付けに時間がかかったり使いにくい収納になってしまいます。
だから、収納グッズを購入するのは片付けが終わってからにしてください。
片付けが終わったときに必要に感じた場所に必要な分だけの収納グッズを購入するとムダになることはありません!
NG片付け方法4|片付けをやる気・モチベーションに頼る
「やる気が出たときにお部屋の片付けを開始しよう」「なにか片付けのモチベーションが上がる方法はないかな?」なんて思っていませんか?
私の経験上、やる気やモチベーションに頼っているといつまで経っても片付けを始められません。
片付けをスタートするために必要なのはやモチベーションが上がる・下がるではなく、やるか・やらないかです。
あなたがお部屋の片付けをやろう!と決心した瞬間に片付けがスタートします。
逆に言うと、片付けをする決心をしない限りいつまでもお部屋は片付きません。
そして、片付けは難しいことではありません。
はじめにも言いましたが片付けはお子さんでも出来る作業ですよね。
規模は違えど片付けは片付けです。
不要なモノを捨てて、あるべき場所にモノを収納する。
たったのこれだけです。
超シンプルですよね?
だから、本来はやる気がなくてもモチベーションが上がらなくても片付けはできてしまうんです。
この記事を読み終わったら、スマホを机の上に置いて片付けを開始してみてください。
上手なお部屋の片付け方は床からスタートするべし!
お部屋の中で片付けるべき場所はいくつかあると思います。
その中でも床を最優先に片付けてください。
床から片付けを開始する理由は3つあります。
- 足の踏み場を増やして怪我防止をするため
- 目に見えて部屋がキレイになっているという実感が得やすい
- 片付けの作業スペースを増やせる
このようなメリットがあるので床から片付けをするといいですよ!
そして、まずは床に散らかっているゴミを処分しましょう。ゴミ袋片手にどんどんゴミを回収してください。
ゴミの回収が終われば『今後絶対に使わないモノ』をゴミとして処分します。
ここで重要なのは『捨てるかどうか迷うモノの判断は後で行う』ことですね。
捨てるor捨てないの判断を迷いすぎるのは時間のムダになります。5秒以上迷うようであればパパっと後回しにしましょう。
ダメな片づけ方に関するよくある質問
- 上手なお部屋の片付け方って難しい?
- 全然難しいことはありません!
- 不要なモノを捨てて、あるべき場所にモノを収納するだけです。
- 片付けが難しいと思っているとなかなか作業が進みませんが、「片付けはシンプルなんだ!」と気付くことができればスイスイ片付けが捗りますよ!
- お部屋の片付けでやってはいけないNGな方法をもう一度教えて!
- 収納にあるモノを全部出す
- 仕分け用の箱を作る
- 事前に収納グッズを購入する
- 片付けをやる気・モチベーションに頼る
- これら4つのことは効率よくお部屋を片付けるうえでやるべきではありません。
- 難しい片付けテクニックを知らなくても、これらのNGな片付けをしないだけで上手にお部屋を片付けられるようになります。
上手にお部屋を片付けるコツはなにか特別なことをするのではなく、ムダなことをできるだけ省くことです。
ネットを調べてばいろいろな片付けコツを知ることができます。
しかし、それでは情報過多になって、どの片付け方法が最善の方法なのかわからない状態に陥ってしまうんですね。
だからムダなこと、今回お伝えしたNGな片付け方法を実践しないことが重要になります。